二度目の満月

主にHiHi Jetsのことを書きます

わたしのヒーローへ

ひっそり応募していたジャニーズ短歌、に詰め込んだ気持ちを自己満足のままに綴っていきます。初!体!験!

元々興味はありまして、尊敬する詠み手さんの歌を読ませていただけるのがうれしくて、確か2年前くらいに存在を知ってから、いつか参加したい…!と思っていました。思いながら踏ん切りがつかなくて、どんなふうに詠めばいいのかもわからなくて。

でも、期限も迫った28日。今しかない、と思った。どうしても、どうにかして、8月31日〆切の【色】というテーマで、彼のことを詠みたいと思った。

心を決めたものの。私はこういう文章を書くときもそうなのですが、筆が走るとか、情景が浮かぶとか、そういう才能は全く無くて。ジャニーズ短歌の先輩の方が詠み方を解説してくださっていたエントリなんかも拝読したのですが、詠みたい風景みたいなものは私には全然浮かばなかった。だから紙に、彼について書きたいことをあれこれと書き連ねた。28日と29日はそうやってアイディア出しをして、30日と31日の移動中にああでもないこうでもない、とこねくり回した。

…言い訳みたいになっていますね。すみません。提出した歌はこちらです。

 

37. 雲ぬけて 階段駆けた ヒーローのきみ

緑閃光まとって またね、約束

今回は(アイドル名伏せ)ということだったので、もしよろしければ誰のことを詠んでいるのか予想してみてもらえたら嬉しいです。スクロールしたら早々にネタバレがあります。

 

 

 

 

 

 



 

では、いきます。

 

5 雲ぬけて

ここは一番最後にどうにか捻り出しました。最初は二句に続けようと「売れてやる」を置いていたんだけど、歴代の歌集を拝読すると一句目に印象的な単語や風情を感じさせる言葉が置かれている印象が強かったので、私がこの歌に込めたい感じとは少し違うな…と思い再考。二句目、三句目との繋がりを意識しつつ、阿部くんの座右の銘【雲外蒼天】から引き出しました。

 

7 階段駆けた

Snow ManYoutubeで9時間生配信企画を行った際、神社の階段をひたすら登っていて、ラストスパートで阿部くんが「ぜってぇ売れてやる…」と呟いていたのが印象的で、想起させるフレーズを入れたいなと思いました。

 

5 ヒーローのきみ

私の中で、阿部くんといえばヒーローみたいなところあるんです。短歌では伸ばし棒が字数に含まれないと知って、よしじゃあ三句目に置こう、と思いましたね。「阿部くんもがんばっているから私も頑張ろう、と思えるような存在になりたい」と語ってくれた阿部くんは、繰り返しになってしまうけどヒーローなのよ。うん、それだけ。「きみ」で受けたのは四句目の「みどり」と合わせて「きみどり」…は違うんだけど、ちょっと語感がいいかな、と思って置きました。

 

7 緑閃光(みどり)まとって

「緑閃光」は、その名の気象現象から。グリーンフラッシュとも言うそうです。阿部くんファンの方の中にはご存知の方も多そうだなぁ。"色"をメンバーカラーとすることは定石だと思うのですが、そこで"このひとの"色、と特定できるような要素を入れ込みたいなと思ってたので、歌をつくるにあたってまず、"阿部くんの緑"になりそうな気象現象を検索しました。そして知ったのが緑閃光(りょくせんこう)=グリーンフラッシュ。空気が澄んでいる等の気象条件が揃った 日没・日の出の直近に、太陽の上辺に沿って一瞬、緑色の光が輝くことをいうのだそうです。まとって、と続けたのはなんとなくですね…ヒーローがマントを纏う想像をして、緑閃光は一瞬だけどヒーローにかかれば永遠になるかなぁとか…

それと、雲をぬけて階段を上がった先の空気はきっと澄んでいそうだな、とか、ヒーローは太陽みたいな人のことでもあるな、と結び付けて、四句目で上の句を受けている感じになるかな~と考えたりもしました。超感覚で適当なことばっか言ってますね。。

 

7 またね、約束

「約束」は、私が阿部くんに何回目かの惚れ直しをした曲『Stories』2番での阿部くんのソロパート「♪共に誓った あの約束は」から。Storiesでの約束はデビューの約束、とか、それ以外にも9人でこれからもっと活躍する、というような思いが込められているのかなと思うのですが、今回はそこを起点にはしつつも私の、阿部くんが元気になりますようにという祈りを、またね、と約束させてほしいという気持ちで五句目におかせてもらいました。それから、四句目の緑閃光は太陽が昇り、沈む毎日起こり得る現象なので、「日はまた昇る」的なニュアンスを入れ込みました。

 

以上!私が阿部くんについて知っているあれこれを好きなように詰め込んでつくりました。居ても立っても居られなくなって、短歌を口実に阿部くんへの気持ちを前向きに昇華させようとした、エゴにまみれた作品です。でも、参加させてもらえて楽しかった。

今後はどうなることやらわかりませんが、一歩踏み出すことができてよかったです。企画者のかた、本当にありがとうございました。一緒に掲載された歌人の皆様、とってもとっても素敵な歌をありがとうございました。綺麗に印刷して、宝物にします。

 

 

----------------------------------------------------

さいごに。

阿部亮平さん。復帰おめでとうございます。

 

 

…ほんとにほんとに、ほんとうによかった。復帰の一報を聞くまで生きた心地がしなかった、半分くらい人間をやめていた自覚がある。言いすぎかな。でもそのくらいの気持ちだった。

私は阿部くんのことが大好きだと、こんな時に実感しなくたっていいのに痛いくらい思い知った日々だった。全部全部過去になってから言葉を発すると決めてTwitterアプリを消したこと、我ながらナイス判断だったと思う。。もう元気に笑う彼に会えなくなってしまったらどうしよう、と思うとどうしたらいいかわからなくて、毎日ご飯は食べていたし寝ていたしお仕事もしていたけれど、同時に常に阿部くんのことを考えていて、色んな雑念なんぞどうでもいいわと思って阿部くんの過去映像を見たりしてた。もう一度、阿部くんと阿部くんのいる場所、への感情を整理することができた時間でもあったかもしれない。

 

わたしのヒーロー、阿部亮平くん。

これからもどうか健やかでいてください。幸せでいてください。

一歩踏み出す勇気をくれて、ありがとうございました。

 

おしまい。